本社営業部(神戸本社2番手) 藤川哲也

INTERVIEW

本社営業部(神戸本社2番手) 藤川哲也

朝30分の段取りが導く
残業ゼロの前倒し営業術

藤川 哲也
FUJIKAWA TETSUYA
株式会社ネクストイノベーション
本社営業部(神戸本社2番手)

朝30分の段取りと三段確認で手戻りを断つ。藤川哲也が残業に頼らず成果を積み上げる理由です。

TURNING INSIGHTS

転機を掴んだ気づき

メモから始まった営業スタイルの変革

入社当初は情報がバラバラで綱渡りの毎日。商談内容も忘れてしまうことがあった。転機は、ある社長の雑談を走り書きしたメモ。「来月の決算前に人員計画見直したい」——この一言から3名の派遣契約につながった。メモは明日の自分への仕事だと悟り、「事実・解釈・行動」の3層構造でメモを取る習慣を確立。24時間以内に必ずアクションに変換することで、信頼される営業へと成長できた。

「朝の30分」が1日を決める、段取り重視の営業術

記録で終わらせず、必ずアクションに変える。この習慣が、今の成果を生んでいます。

INTERVIEW

インタビュー

朝のデスクで、手帳とPCを使って1日の計画を立てる藤川さん

朝のデスクで、手帳とPCを使って1日の計画を立てる藤川さん。集中した表情

効率的な1日の組み立て方を教えてください?

朝の30分が、その日の8時間を決めます。この習慣を始めてから、仕事の質が劇的に変わりました。

朝8時に起床して、家を出るまでの1時間が勝負です。特に重要なのが、出社前の30分間。この時間で、その日の「終わり方」まで完璧に設計します。

朝30分の段取りが、その日の8時間を決めるんです。まず起きたら、スマホで今日の商談を3つピックアップ。それぞれに「相手が何で迷ってるか」「今日中に決めるべきこと」を書き出す。

で、次に「節目」を可視化するんです。一次提案、条件変更、最終合意——この3つのタイミングをカレンダーに色分けしておくと、「今日はどのフェーズか」が一目で分かる。

最後にバッファ設計。各タスクの所要時間を1.3倍で計算して、必ず余白を作っとく。突発の依頼が入っても慌てないように。


例えば今朝の場合:

- 9:30-10:00:A社への見積もり最終確認(影響度:高、期日:本日)
- 10:30-12:00:B社との商談(影響度:中、期日:今週中)
- 14:00-15:00:C社への提案書作成(影響度:高、期日:明日)
- 15:30-16:30:バッファタイム(急な対応用)
- 17:00-18:00:明日の準備、チーム共有

この段取りのおかげで、突発的な依頼が入っても慌てません。「今日の勝ち筋」が見えていれば、判断も速くなり、無駄な残業が消えます。

今日の夜を楽にするのは、朝30分の準備なんです。ここをサボると、1日中追われることになっちゃうんですよね。優先順位って、期日と相手への影響の2軸で判断するんですよ。これだけで8割は整理できます。共有のタイミングを先に決めて、仕事をそこに合わせる。逆転の発想が効率を生むんです。

スムーズな合意形成の秘訣は?

かつて大きな失敗をしたことがあって。「これで工期を最適化できます」って自信満々に説明したら、お客様は困った顔してるんですよ。後で分かったんですけど、「最適化」の意味が全く伝わってなかったんです。

不動産時代に痛感したのは、「プロの言葉」と「お客様の言葉」のギャップ。自分たちが当たり前に使ってる専門用語が、実は全然伝わってない。これが誤解と手戻りの原因だったんです。

今は「翻訳テンプレート」を作って運用してるんですけど、例えばですね、「工期を最適化して効率を30%向上します」なんて言っても、全然ピンと来ない。だから「今まで3時間かかっていた作業が2時間で終わるようになります」って言い方に変えたら、「あ、それいいね」ってすぐ分かってもらえる。

「リソースの再配分により生産性が改善」じゃなくて「人の配置を変えることで、1日の作業量が1.5倍に増えます」。「KPIの達成率が120%」じゃなくて「目標を2割上回るペースで進んでいます」。翻訳するってそういうことなんです。

提案資料も同じ考え方で作ります。まず「現状の課題」を写真やイラストで見せる。次に「改善後の姿」を具体的な数字で示す。最後に「変化のステップ」を3段階で説明。これを1枚のシートにまとめると、専門知識がない方でも10分で理解してもらえます。

最適化なんて言葉、普通の人は使わないですよね。良くなりますで十分伝わるんですよ。今のやり方と、これからのやり方。2つを並べて見せれば、選択は簡単になるんです。理解が揃った瞬間、商談の空気がガラッと変わる。この瞬間が一番気持ちいいんですよ。

お客様の元へ向かう際にも、電話応対をする藤川さん

お客様の元へ向かう際にも、電話応対をする藤川さんる

プロジェクトの進行管理のコツは?

以前は受注が決まると安心していました。でも実は、ここからが本当の勝負だと学びました。

今も覚えてるんですけど、工期3ヶ月の案件が、最終週に2週間延びたことがあって。原因は「お客様の中で、誰が何を決めるか」が曖昧だったんです。窓口の担当者さんは「OK」って言ってくれたのに、最終決裁者が「聞いてない」って。これはマズいって思って。

で、作ったのが「節目共有シート」。プロジェクトの最初に、お客様と一緒に埋めるんです。「ここまでは仕様を固定します」「ここからは調整できます」「最終決裁は誰がいつやるか」——これを全部、A4一枚にまとめる。

このシートのおかげで、手戻りが劇的に減りました。お客様も「迷ったらこのシート見ればいいんですね」って、安心してくれる。節目を共有するだけで、信頼関係がグッと深まるんです。

特に重要なのがキックオフミーティング。ここで全関係者を集めて、15分で3点を確認します。長い会議は不要。要点だけ押さえれば十分です。

議事録も工夫してて、「決定事項→宿題→次のアクション」の順で、必ず1ページに収める。添付資料は別にして、本文はシンプルに。これを24時間以内に共有すれば、認識のズレは生まれません。

実際、この方法を導入してから、手戻りによる残業は月20時間から2時間に激減しました。

仕事とプライベートの両立はどうしていますか?

転職の決め手は、まさにこの部分でした。前職では月の残業が80時間を超えることも。彼女とのデートもキャンセル続きでした。

「プライベートな時間を確保しながら稼ぎたい」——これが転職の決め手でした。今はそれが実現できています。

僕の1日の流れを話しますね。朝8時に起きて、朝食食べて準備して、9時の電車で出社。この通勤時間に業界ニュースをチェックするんです。今朝も「建設DX」の記事読んでて、商談でそのまま使えそうなネタを見つけました。

10時に始業して、午前中は商談や提案。12時にはなるべく外に出て昼食食べて、リフレッシュします。午後1時からは資料作成とか事務作業ですね。夕方6時から7時くらいには翌日の準備をして退社。

夜8時からはフットサルか草野球の練習。これが僕のリフレッシュタイムで、仕事のモヤモヤも吹き飛びます。10時には温泉サウナでゆっくり汗を流して、12時には就寝。こんな感じで、仕事もプライベートも充実させてます。

週末は完全オフ。土曜はゴルフ、日曜は温泉巡り。この充実したプライベートがあるから、月曜からまた頑張れる。ストレス解消は「暴食とカラオケ」。思いっきり食べて、思いっきり歌って、スッキリしています(笑)。

残業しないと決めたら、仕事の質が上がりました。制限があるから工夫が生まれる。趣味の時間は投資。リフレッシュした分、翌日のパフォーマンスが上がります。結婚が短期目標。だから今、公私ともに充実させる練習をしているんです。

営業で最も大切にしていることは?

以前の私は、契約が取れたら関係が終わりだと思っていました。でも、それは大きな間違いでした。

不動産時代は「契約を取ること」が全てでした。でも今は違います。「人と人とのつながり」を最優先に考えています。

例えば、断られた案件でも必ず御礼の連絡をします。「今回はご縁がありませんでしたが、何かあればいつでも」と。すると半年後に「実は今、人が必要で」と連絡が来ることがある。一度断られた相手が、最高の紹介者になることもあります。

社内でも同じです。営業だけど、現場の技術者とも積極的に話します。彼らの悩みを聞き、要望を拾い上げる。すると「藤川さんの案件なら頑張る」と言ってもらえる。これが結果的に、定着率の向上につながっています。

人との縁は財産。今日の出会いが、1年後の成果につながることもあります。技術者のメンタルケアも営業の仕事。彼らが幸せじゃないと、良い仕事はできません。我が生涯に一片の悔いなし——全ての出会いを大切にすれば、後悔はないんです。

未来を感じる、神戸の新名所で藤川さんを撮影

未来を感じる、神戸の新名所で藤川さんを撮影

最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします

前倒しの習慣は、残業をゼロに近づけます。段取りと確認で、仕事も暮らしも必ず軽くなる。

プライベートを大切にしながら稼ぎたい人、アットホームな環境で成長したい人、ここにはその両方があります。もし宝くじで1億円当たったら南国でバカンスしたいけど(笑)、今はこの仕事が楽しい。

結婚して円満な家庭を築きながら、仕事でも結果を出す。そんな理想のワークライフバランスを、一緒に実現しましょう。神戸本社でお待ちしています!

聞き手:株式会社ネクストイノベーション / 採用担当 森田 汐香

OTHER INTERVIEW

他のインタビューを見る

代表取締役 清水慎吾

人を信じる経営で120名の組織へ

清水 慎吾 / SHIMIZU SHINGO
代表取締役

設立5年で120名規模へ。未経験の挑戦を任せる「人を信じる」経営で、一人ひとりの可能性を引き出すトップメッセージ。

続きを読む
営業部 部長 大皿真平

失敗を資産に変える組織づくり

大皿 真平 / OHSARA SHIMPEI
営業部 部長 | 2023年入社

転職1年で部長に就任。失敗をチームの財産に変える仕組みづくりと、スピード重視の営業スタイルで組織を牽引する。

続きを読む
営業部 周川航大

準備8割で勝ち筋を描く営業術

周川 航大 / SHUKAWA KODAI
営業部 | 2024年入社

海上自衛隊で培った段取り力を営業に転用。商談前の想定問答と事前設計で、未経験から成約率を伸ばした「準備8割」の仕事術。

続きを読む
総務部 森田汐香

フォーム設計で業務の渋滞を解消

森田 汐香 / MORITA YUKA
総務部 | 2023年入社

五月雨式の依頼をフォーム化と可視化で整理。処理時間45分→15分、残業20時間→5時間へ改善した総務の仕組み化ストーリー。

続きを読む
営業部 松本現

合意の見える化で信頼を築く

松本 現 / MATSUMOTO GEN
営業部 | 2025年入社

富山から上京し営業に挑戦。商談ごとに「合意事項3点」を可視化して共有し、認識ズレを防ぐチーム連携を確立した。

続きを読む
本社営業部 藤川哲也

朝30分の段取りで残業ゼロへ

藤川 哲也 / FUJIKAWA TETSUYA
営業部 | 2024年入社

朝の30分で1日の段取りとメモ整理を完結。確認不足の手戻りを「三段確認」で防ぎ、残業を抑えながら成果を出す働き方。

続きを読む
Join us

あなたの挑戦を待っています

ネクストイノベーションで新しいキャリアをスタートしませんか?
私たちは、あなたの成長を全力でサポートします。